あなた久しぶりにプロテインをAmazonで買おうとしたら、セール中なのに全然割引されていない・・・。
そんな風に思ったことはありませんか?
2026年に入ってから、ホエイプロテインの値上がりがかなり目立ってきています。僕もしばらく「ちょっとずつ値上がってるな」と思いながら買い続けていました。でも2026年2月、ついにソイプロテインへ乗り換えることにしました。
この記事では、実際にどれくらい値上がりしたのか、なぜここまで高くなったのか、ソイに切り替えてどうだったかをまとめます。
ホエイプロテインの価格が上がりすぎている
2026年2月、セールを見て「あれ?」と気づいた
プロテインを飲み始めたのは30代に入ってからです。健康診断で脂肪肝を指摘されたことをきっかけにジムへ通い始めました。筋トレが習慣になるにつれて、プロテインも食生活の一部になっていきました。
直近まではREYSのホエイプロテインをAmazonのセール時にまとめ買いするのが習慣でした。ところが2026年2月のセールを見てびっくりしました。
割引されていない!というか、割引前の定価そのものが以前より高くなっていたんです。
いつの間にか約1,400円値上がっていた!
以前セールで買っていた価格は3,590円ほど。それが4,990円になっていました。約1,400円の値上がりで、上昇率は40%近くです。
さすがに「このまま同じ量を買い続けるのもどうなんだろう・・・」という気持ちになってきました。
なぜホエイプロテインはこんなに高くなったのか
値上がりには大きく3つの要因があります。
①「やせ薬」ブームでアメリカの需要が急増
「GLP-1」と呼ばれる医薬品(注射タイプのダイエット薬)が、アメリカで爆発的に普及しました。これがホエイ価格の高騰に影響しているとされています。
GLP-1を使うと食欲が抑えられ、食事量が減ります。そのぶん不足しやすいのが「タンパク質」です。少ない食事量でもタンパク質を確保したいというニーズが高まり、プロテイン需要が急増したという構図です。メーカーのGronGも公式note内で同様の分析を公開しています。
②ホエイ原料の輸入単価が2021年比で約3倍に
プロテイン価格の情報を扱うサービスの調査によると、ホエイパウダーの輸入単価は大幅に上昇しています。2021年の約746円/kgから2026年1月には約2,234円/kgと、約3倍になりました。
ホエイはチーズ製造の副産物を加工したものです。製造できるメーカーが限られているため、需要が少し増えるだけで価格が跳ね上がりやすい構造があります。
③円安によるコスト増が上乗せ
日本のホエイプロテインの多くは海外原料を輸入して製造しています。円安が続くとその分だけ輸入コストが上がり、製品価格に反映されます。
複数のメーカーが2026年春以降も値上げを続けており、すぐに価格が落ち着く見通しは立っていない状況です。
EAAと比べると価格差がほぼなくなっていた
ホエイの値上がりで気になったことがもうひとつあります。EAAとの価格差が縮まってきているということです。
以前はEAAの方が高いのが当たり前だった
EAA(必須アミノ酸)は、ホエイより吸収が早く、筋合成への働きが高いとされるサプリです。その分、価格はホエイより高めというのが以前の常識でした。
僕が使っているREYSのEAAはセール時で3,947円です。一方でホエイが4,990円まで上がってしまうと、その価格差が逆転してしまいます。
REYSの監修者でもある山澤さんが渋谷で開かれたEAAのイベントで、「ホエイがEAAより高くなるかもしれない」と言っていました。EAAを推すイベントでの発言なので、ポジショントーク的な側面もあるかもしれません。ただ実際の数字を見ると、あながち冗談でもないと感じてしまいます。
ソイプロテインに乗り換えた正直レビュー
ホエイが高くなった一方で、同じREYSのソイプロテインはセール時に2,790円です。ホエイとの価格差が2,000円以上になっていたため、「一度試してみるか」と乗り換えを決めました。
切り替えの理由はコスト面が主ですが、「ソイを飲んでみたかった」という気持ちもありました。
気になったのは「ダマが残る」のと「吸収の遅さ」
まず溶けにくさは感じます。シェーカーでしっかり振っても、ホエイと比べるとダマが残りやすい印象です。
それより気になったのが消化の遅さでした。筋トレ後にソイを飲んだ後、夕食の前の時点ですでにお腹がいっぱいになっていることが何度かありました。ソイはホエイより消化に時間がかかるとされており(約3〜6時間)、摂取するタイミングによっては夕食に影響が出やすいようです。
筋トレ後すぐに飲む習慣の場合、夕食までに時間を空けるか、摂取量を調整するか、工夫が必要かもしれません。
味は特に問題なかった
溶けにくさと消化の遅さは気になりましたが、味については思っていたより普通でした。REYSのソイはきな粉に近い風味がありますが、嫌な感じではなく、飲み続けることには問題ありませんでした。
価格が戻るならホエイに戻したいというのが本音
吸収速度という面では、ホエイの方が早いとされています。ソイでも筋トレは問題なく続けられていますが、「価格が戻るならホエイに戻りたい」というのが今の気持ちです。ペプチドなど、ほかの選択肢も将来的に試してみたいとも思っています。
ホエイが高い今、現実的な3つの対処法
同じ状況で悩んでいる方向けに、実際に検討した対処法を3つ紹介します。
① ソイプロテインに切り替える(コスパ重視なら)
コストを抑えたいならソイへの切り替えが一番シンプルな方法です。吸収速度はホエイに劣ります。ただし1日のタンパク質総量が確保できていれば、効果面での大きな差はないとされています。
消化の遅さが気になる場合は、飲むタイミングと夕食の間隔を意識してみてください。
② 食事でタンパク質を確保してプロテインの量を減らす
プロテインパウダーへの依存を下げ、食事で補う方法です。鶏むね肉・納豆・卵・ギリシャヨーグルトなどをうまく組み合わせれば、プロテインなしでも目標量に届く日はあります。
食事で何gのタンパク質が摂れているかは、カロリー管理アプリを使うと簡単に把握できます。


プロテインはあくまで食事の補助です。食事でタンパク質が足りているなら、わざわざ高いものを以前と同じ量だけ買い続ける必要はありません。


③ セール・まとめ買いでホエイを使い続ける
ホエイにこだわりたい場合は、Amazonの大型セールを活用しましょう。プライムデーやブラックフライデーのタイミングを狙うと、定価より10〜30%程度安くなることがあります。
まとめ買いはコスト面でのメリットはありますが、使い切れるか・賞味期限は大丈夫かを確認したうえで量を判断してください。
まとめ
- ホエイの原料価格は2021年比で約3倍に。GLP-1ブーム・供給不足・円安が重なっている
- GronGなど主要メーカーが2026年に入って30%前後の値上げを実施しており、すぐに落ち着く見通しは薄い
- 価格差が縮まり、EAAとホエイがほぼ同水準になりつつある
- ソイへの乗り換えはコスパ面では有効。ただし溶けにくさと消化の遅さには注意
- プロテインの量を減らして食事でタンパク質を補う方法も現実的な選択肢
プロテインは食生活や筋トレのサポートアイテムです。価格が高くなったからといって無理に同じ量を飲み続ける必要はありません。ソイに切り替えたり、食事で補ったりといった選択肢を状況に合わせて選んでいただければと思います。
まずは1日の食事でどれくらいのタンパク質を摂れているかを把握してみることをおすすめします。そこからプロテインに頼る量が見えてきます。











