脂肪肝と診断されたのは3回。30歳・34歳・37歳。
そのたびに「なんとかしなければ」と思い、ジムに通い、食事に気をつけ、健康ドリンクを試すなど色々と動いて来ました。しかしてそれでも繰り返してしまいました…。
ただ、3回目の診断を受けたとき、気持ちは「また出た」というより「また改善するだけ」でした。
1回目のショックとはまるで違う。それだけ「原因がわかっている」という感覚があった。
でも、1回目と2回目のあいだで「本当の原因」にもし気づけていれば、3回目はなかったかもしれません。
この記事では、3回繰り返してわかったこと、「効かなかったもの」と「本当に必要だったこと」を書きます。
3回の診断、そのたびに変わった気持ち
1回目(30歳・2018年):「脂肪肝」という名前すら知らなかった
30歳の健康診断でALTが59になり、再検査を受けて脂肪肝と診断されました。
当時、「脂肪肝」という言葉をほとんど知りませんでした。ちょっとお腹が出てきた自覚はありましたが、全体的には痩せているつもりでいたので、「なぜ自分が?」という気持ちが大きく、ショックでした。
診断後はネットで脂肪肝について調べ、ジムに通い始めました。食事も気にするようにして、翌年の健康診断ではALTが20まで下がりました。その時は「改善できた」と思っていました…。
2回目(34歳・2022年):思い当たる節があって「すっきり」した
2021年4月からテレワーク勤務に切り替わりました。通勤がなくなり、歩数が大きく減りました。この頃、コーラやファンタをお茶代わりに飲む習慣もできていました。
翌年の健康診断でALTが52。再検査で再び脂肪肝と診断されました。
1回目とは気持ちが違いました。検査を受ける数週間前から具合が悪いところがあったため、
ぴろさわ思い当たる節がある・・・
という感覚で、診断後は「やっぱりそうか」という感じでした。
むしろ原因がわかりすっきりしていたくらいです(笑)
「原因がわかれば対処できる」という気持ちがあり、実際に動くことができました。この時期はまだ子育ての制約もなく、コーラをやめてEAAに変え、ジムにも通い直せました。
テレワークで脂肪肝になった2回目の詳細はこちらの記事に書いています。


3回目(37歳・2025年):「改善するだけ」に変わった気持ち
2024年2月に子供が生まれました。ジムに行けない日が続き、1年近く筋トレをほぼ中断していました。
2025年2月の健康診断でALTが41。基準値(45以下)内ではありましたが、直前の数年の推移を見ると上がっていました。
このとき感じたのは、ショックではありませんでした。「また出た」というより「やっぱりそうか」という気持ちでした。
子育てで運動量が激減していたことはわかっていました。何をすれば改善できるかも、1・2回目の経験でわかっていた。3回目の改善で決定的に違ったのは、「食事を数値で管理する」という手段をようやく見つけたことでした。
毎回再発した原因の自己分析
1回目→2回目:生活の変化と「食事への過信」
1回目改善後、しばらく数値は正常範囲で推移していました。でも30代に入ってから少しずつ体重が増えていました。32歳ごろはジョギングで5kg痩せたこともありましたが、コロナで市営のトレーニングルームが閉まると戻ってしまいました。
2回目の直接の原因は、テレワークによる歩数の激減とジュースの飲みすぎです。でも根っこにあったのは、「食事に気をつけているつもり」でいながら、実際には何をどれだけ食べているかを把握できていなかったことだと思います。
2回目→3回目:子供誕生による運動不足
2回目の診断後は、コーラをやめてEAAに変え、ジムの頻度も安定させました。ALTは翌年から基準値内に戻りました。
ところが2024年2月に子供が生まれ、夜中の授乳・子供の体調不良・慢性的な睡眠不足が続く中でジムに行けなくなりました。運動量が激減したまま1年が経過し、体重が増えていきました。



食事は気をつけている。でも運動できていない
この状態でも数値は上がっていきました。
3回目の診断のとき、「食事管理をきちんと数値で把握する」という発見にまだたどり着けていなかった——それが3回目につながったと思っています。
3回やってみてわかった「効かなかったもの」
これが一番正直に書きたい内容です。「健康に良さそう」と思って試したけれど、脂肪肝の改善には結びつかなかったものがあります。
共通して言えることは、「食事と運動の管理」なしに、これらだけで脂肪肝は改善しませんでした。
ALTを下げると謳うサプリ
「肝臓に良い」「ALTを改善する」という系統のサプリをいくつか試しました。結論から言うと、数値に目立った変化はありませんでした。サプリだけで食事や運動が変わらなければ、根本の原因は変わりません。
特茶・ヘルシアなどの機能性飲料
体脂肪を減らす効果があるとされる飲み物で、今も飲み続けています。継続して飲んでいると中性脂肪の数値は低く安定していると感じています。
ただ、脂肪肝の指標であるALTには直結しませんでした。飲んでいた時期も脂肪肝と診断されています。
「飲んでいるから大丈夫」という安心感が油断につながると、食事や運動の管理がおろそかになりやすいという意味で書いておきます。
高カカオチョコレートなどの「なんとなく健康そうなもの」
「カカオポリフェノールが肝臓に良い」という情報を目にして取り入れ始め、今も食べています。ただ、単体で脂肪肝の改善に効いているかどうかは正直わかりません。食事全体のバランスを管理しないまま部分的に取り入れても、数値への影響は確認できませんでした。
3回繰り返してたどり着いた本当の原因
3回の経験を振り返ると、毎回の直接的な原因は違います。
- 1回目:食事の乱れ・運動不足
- 2回目:テレワークによる歩数激減・ジュースの飲みすぎ
- 3回目:子育てによる運動量の激減
でも根本にあるものは毎回同じでした。
食事を「管理しているつもり」で、実際には数値で把握できていなかった。
1回目も2回目も、「食事に気をつけている」という意識はありました。でもそれは感覚的なものでした。何をどれだけ食べているかを数値で把握していなければ、「気をつけているつもり」は簡単に崩れます。
3回目の改善で決定的に違ったのは、カロミルというアプリを使って食事を記録し始めたことでした。PFCバランス(タンパク質・脂質・糖質)を数値で管理するようにしてから、体重が目に見えて落ち始めました。食事管理を始めた月だけで2.2kg落ちました。それまでの「気をつけていた」期間とは比べ物にならない変化でした。
3回目の改善の詳細はこちらの記事に書いています。


同じように繰り返している方へ



また再発してしまった…
と落ち込んでいる方がいれば、一つだけ伝えたいことがあります。



ちょっと工夫するだけで改善できます!
再発を繰り返すのは、意志が弱いからではありません。「何が原因か」がまだはっきり見えていないか、見えていても「管理の手段」が合っていないことがほとんどです。
僕が最後にたどり着いた答えはシンプルです。食事を数値で管理すること。PFCバランスを記録して、何をどれだけ食べているかを「感覚」ではなく「数値」で把握する。それだけです。



騙されたと思ってやってみてほしい
と言えるくらい、違いを実感しました。
食事管理の始め方はこちらの記事で詳しく書いています。


まとめ
- 脂肪肝を3回繰り返した。30歳・34歳・37歳
- 毎回の直接原因は違う(食事の乱れ・テレワーク・子育て)が、根本原因は同じ:「食事を数値で管理していなかった」
- 単体ではALT改善に直結しなかったもの:ALTを下げるサプリ、特茶・ヘルシア(中性脂肪には有効かも)、高カカオチョコ(単体での効果は不明)
- 決定的に違ったのは、食事管理(PFCバランスの数値化)を始めたこと
- 再発を繰り返している人は、意志の問題ではなく「管理の手段」が合っていない可能性が高い
脂肪肝は、原因さえわかれば改善できます。3回経験して、それだけは確信を持って言えます。
まず食事を記録することから始めてみてください。手段が見つかれば、体は変わっていきます。







