ぴろさわ体重はそんなに重くないのに、お腹だけがぽっこり前に出ている・・・
鏡を横から見て、僕がずっと気になっていたのがこれでした。お腹の脂肪というより、なんだか姿勢のせいでお腹が突き出ているように見える。猫背で、腰は反っている。そんな自分の立ち姿が、どうにも気に入りませんでした。
その頃に通い始めたのが、筋膜リリースのサロンです。月1回のペースで、1年以上通いました。
最初に結論を言うと、筋膜リリースだけでお腹が「痩せる」ことはありませんでした。ただ、姿勢が変わったことで、お腹の見え方ははっきり変わりました。
この記事では、痩せ型なのにお腹が出てしまっていた30代の僕が、月1で1年以上通って感じたことを、費用や次の日の痛みも含めてそのまま書いていきます。
結論|筋膜リリースでお腹は「痩せ」ない。でも見た目は変わる
ネットで「筋膜リリース お腹 痩せる」と調べると、「血行が良くなって代謝が上がる」「痩せやすい体になる」といった説明がたくさん出てきます。間違いではないと思います。ですが、筋膜リリースを受けただけで体重がスルスル落ちる、というイメージで通い始めると、たぶんがっかりします。
僕の場合、月1の施術で体重が落ちたという実感はありませんでした。体重を本格的に落とせたのは、もっとあとに食事管理を始めてからです。
ではお腹はどうだったかというと、見え方は確かに変わりました。体重はほとんど同じなのに、横から見たときのお腹の出っ張りが、前より気にならなくなったのです。理由はシンプルで、姿勢が変わったからでした。
つまり、筋膜リリースのお腹への効果は「痩せる」ではなく「姿勢が整って、出っ張って見えていたお腹が引っ込んで見える」。僕が1年通って一番納得しているのは、この部分です。
痩せてるのにお腹が出る原因は、姿勢だった
そもそも僕がお腹を気にし始めたのは、太ったからというより「立ち姿」がきっかけでした。
体重がそこまで増えていない時期でも、横から見るとお腹が前に出ている。よく見ると、背中は軽く丸まっていて(猫背)、腰は反っている(反り腰)。この反り腰のせいで骨盤が前に傾き、お腹が前へ押し出されたような形になっていました。
これは脂肪というより、姿勢の問題です。実際、反り腰になると骨盤が前に傾いて下腹が前に出やすくなる、というのはよく言われることでした。僕はずっと「お腹の脂肪が気になる」と思っていたのですが、本当の犯人の一部は姿勢だったわけです。
痩せているのにお腹だけ出ている、という人は、脂肪を落とす前に一度、自分を横から鏡で見てみてほしいです。腰が反っていないか、骨盤が前に倒れていないか。そこが原因なら、いくら腹筋しても解決しません。


月1で1年通った記録|料金・頻度・施術の内容
実際にどれくらいの頻度で、いくらかけて通っていたのか。ここはあまり書かれていない情報だと思うので、そのまま共有します。
- 期間:約1年3か月(月1回ペース)
- 1回の時間:90分
- 料金:1回あたり8,000円ほど
- お店の種類:筋膜リリースを中心にしたサロン
施術は、基本は手技です。固まった筋膜を、手でじっくりほぐしていきます。お腹まわりだけは専用のマシンも併用していました。
90分というと長く感じるかもしれませんが、全身をていねいにほぐしてもらうとあっという間です。月1回・8,000円なので、年間にすると10万円ほど。決して安くはありません。ですが、当時の僕は自分の姿勢をどうにかしたくて、自己投資のつもりで通っていました。
ちなみに、毎回ほぐして終わりではなく、自宅でのセルフケアもセットでした。フォームローラーとボールを使って、教わった箇所を自分でもほぐす。通う日だけでなく、その間も自分でメンテナンスする前提だったのは、続けてよかった点です。
どのくらいで効果を感じた?変化は3〜6か月目から



筋膜リリースは、どのくらいで効果が出るのか?
これも気になる人が多いと思います。
施術者側の一般的な説明では、筋膜リリースの効果は1週間ほどで薄れていくので、しばらくは継続して通い、姿勢を定着させるのが大事、とされています。1回受けたら終わり、という性質のものではないようです。
僕自身の実感としては、姿勢が変わってきたと感じ始めたのは3〜6か月目くらいでした。
印象に残っているのは初回です。施術のあとに鏡の前で「これが正しい姿勢ですよ」という状態を見せてもらいました。そのとき体に起きた感覚は、今でもよく覚えています。重心が、それまでよりも明らかに踵(かかと)側に乗っている。そして肩甲骨のあたりがキュッと張る感じがありました。
筋トレをやる人ならイメージしやすいと思うのですが、ラットプルダウンで肩甲骨を下げる(下制させる)ときに近い感覚です。「正しい姿勢って、こんなに今までと違うのか」と驚きました。
この体の感覚を、毎回の施術で少しずつ覚え込ませていく。これをくり返すうちに、ふだん立っているときの姿勢が、自然と変わっていきました。
1回で劇的に変わるものではありません。月1のペースなら、半年くらいは続けてみないと変化はわかりにくいと思います。すぐ結果が出ないからとやめてしまうと、たぶんいちばんもったいないタイミングで離脱することになります。
次の日に痛い・だるいは本当だった|太ももにきつめの筋肉痛
筋膜リリースを受けると「次の日にだるくなる」「痛くなる」と聞きますが、これは僕も体験しました。
特に強く出たのは、足、とりわけ太ももです。施術の翌日に、ちょっときつめの筋肉痛に近い痛みとだるさが出ました。運動した覚えはないのに脚が重い、という不思議な感覚です。
そして通ううちに気づいたことがあります。施術中にほぐされていて「痛いな」と感じた箇所ほど、次の日に痛くなりやすいのです。つまり、それだけ凝り固まっていた場所ということなのだと思います。痛みが出た部位は、自分の弱点を教えてくれているような感じでした。
この翌日の痛みやだるさは、続けて慣れてくると少しずつ和らいでいきました。最初だけ身構えてしまうかもしれませんが、体が異常を起こしているわけではないので、僕はあまり心配せず通っていました。
お腹が凹んだのは、筋膜リリースだけのおかげではない
ここは誇張せずに書いておきたいところです。
僕のお腹の見え方が変わったのは、筋膜リリースの効果だけではありません。同じ時期、僕はジムでフリーウエイトを本格的にやっていて、背中の筋肉がついてきた時期でもありました。背中がしっかりして、姿勢が整って、その相乗効果でお腹が引っ込んで見えた、というのが実際のところです。
しかも、体重を大きく落として本当の意味でお腹を凹ませられたのは、これよりあとに食事管理を始めてからでした。
なので、「お腹が凹んだのは筋膜リリースのおかげ」と言えるのは、僕の感覚では2割くらいです。残りは筋トレと、その後の食事管理。ただ、この時期に整えた姿勢が、あとあとまでずっと役立っているのも事実です。土台づくりとして、確かに意味がありました。
お腹を本気で凹ませたいなら、姿勢を整えるだけでは足りません。食事の見直しと運動が必要です。僕が体を変えていった流れは、こちらにまとめています。




セルフケアでもできる?サロンに通うのとの違い



サロンに通わなくても、自分でやればいいのでは?
と思う人もいると思います。
実際、僕も自宅でフォームローラーとボールを使ってセルフケアをしていました。これはこれで効果があります。費用もかからないので、まず試すならセルフケアからで十分だと思います。
ただ、自分でやると、どうしても届かない箇所や、力加減がわからない箇所が出てきます。背中側や、固まりがひどい部分は、自分一人では限界がありました。プロにお願いすると、自分では気づけなかった凝りまでほぐしてもらえるうえ、「今こういう状態です」と体の状態を言葉で教えてもらえます。
僕がありがたかったのは、施術中にもらえる客観的なアドバイスです。
「ここの筋肉は以前より発達してきていますね」「この部位は他に比べてまだ発達していないですね」と、自分では見えない体の左右差や、筋肉のつき方の偏りを指摘してもらえました。
鏡で見てもよくわからない部分を言葉にしてもらえるので、その後の筋トレで「ここを意識して鍛えよう」という指針にもなります。ここはお金を払う価値を感じた部分です。
僕は20代の頃にストレッチ専門のサービスに通っていたこともあり、体を人に預けて整えてもらうこと自体には抵抗がありませんでした。とはいえ毎回それなりの費用はかかります。
姿勢を本格的に直したい、あるいは自己流のトレーニングフォームを見直したいなら、姿勢や体づくりを専門に見てくれるパーソナルのサービスを検討してみるのもありだと思います。


まとめ|姿勢を変えるだけで見た目は変わる。痩せたいなら別の一手を
最後に、筋膜リリースに1年以上通って感じたことをまとめます。
- 筋膜リリースだけでお腹が「痩せる」ことはなかった
- ただし姿勢が整い、出っ張って見えていたお腹は引っ込んで見えるようになった
- 痩せてるのにお腹が出る人は、脂肪より姿勢(反り腰・猫背)が原因のことがある
- 効果を感じ始めたのは3〜6か月目から。月1ならすぐ結果を求めすぎない
- 次の日に太ももなどが痛む・だるくなることがある。ほぐされて痛かった箇所ほど出やすい
- お腹を本気で凹ませるには、姿勢に加えて食事管理と運動が必要
姿勢を変えるだけで、体の見た目が変わることがあります。痩せ型なのにお腹が出ている、姿勢が悪いと感じている人は、一度試してみてほしいです。
そのうえで、お腹そのものをしっかり凹ませたくなったら、食事と運動にも目を向けてみてください。何から始めればいいかは、30代男性のお腹痩せ完全ガイドが参考になるはずです。










